次世代通信5Gでできること 私たちの生活は変わる?

次世代通信5Gでできること 私たちの生活は変わる?

テレビや新聞などでよく耳にすることになった 次世代通信5G 。2020年に導入が期待されていますが、その通信速度や、特徴、 5G導入で何が変わるのかまとめてみました。

5Gの特徴

超高速=めちゃくちゃ早い通信ができるよ!

5Gでは10Gbpsの超高速通信ができるようになります。現行の4Gと比較しても10倍以上の通信速度ですよ!!
2時間の映画であればダウンロードするのに2秒程度しかかかりません。
4K/8K動画や高画質画像のダウンロードも爆速です。
固定回線がいらなくなるかも…

低遅延=リアルタイムの通信ができるよ!

低遅延といわれてもピンと来ないですよね。
普段インターネット通信はいろんな機器を経由して、パソコンやスマホに届いています。現状のネットライブ中継などは10秒遅れだったりして、 どうしても 遅延は発生してしまいリアルタイム性に欠けていました。5Gではその問題点を解消し、リアルタイムに近い低遅延でインターネットに接続することができます。

多接続=たくさんの機器が同時に接続できるよ!

5Gでは4Gと比べて10倍の端末と同時接続を目指しています。車や家電などのIot機器が接続され、同時に通信する仕組みができるようになります。身の回りの機器がすべてインターネットにつながり、自分の思うように動かせたりするのであれば、夢のような便利な世界が待っているかもしれませんね。

5Gでできること

5Gが普及し当たり前になると私たちのライフスタイルはどのように変化するのでしょうか?
5Gが可能にした新しいスポーツ観戦やIot機器が自分の身体の一部となり便利な生活ができるようになります。高齢者社会の問題点の解決や防犯や防災への活用も期待されています。ここではいくつかご紹介いたします。

スポーツ観戦

4KカメラやIot、VRなどを活用して新しいタイプのスポーツ観戦ができるようになります。

スタジアムに行くことができなくても心配する必要はありません。
VRを活用し、何万円もするようなS席にいるように観戦できたり、ベンチの中の雰囲気を感じたり、選手と同じ目線で見ることだって可能です。

ウェアラブル端末を選手と一緒に身に着けることで、私たちの声援が選手に届くようになり、選手の緊張感や鼓動を私たちが感じることができるでよう。

さらには、Iot連携したバットやスパイクが登場すれば、観客の応援に応じてパワーアップし、選手を助ける機能なども登場するかもしれません。
本当に応援がパワーになる時代がくるかもしれませんね。

5Gを活用した高齢者やお子さんの見守り

塾や部活、習い事などで帰宅が遅くなることがあるかと思います。私は田舎に住んでいるんですが、田舎の帰り道ってとても暗いんです。(街灯がまったくないので)最近は変質者も増えていますから、もし犯罪に巻き込まれたら…と考えると、怖いですよね。
特に女の子や年頃の娘を持つ両親なんかは心配するかと思います。

サービスの一例としては、5Gとドローンを活用した警備システムを紹介します。
利用者がスマートフォンで申し込みをすると、ドローンが自動で警備してくれる仕組みです。ドローンは街灯、位置情報、防犯カメラの役割をしますから優秀な警備員となってくれるはずです。

同じように高齢者の徘徊の見守りなどにも活用ができます。離れていても安心して両親を見守れるような世界が来ることを願っています。

車の完全自動運転システムへの活用

5Gを活用すれば、自動運転高齢者や障がいをもつ方でも運転が可能な仕組みができあがります。もちろん子供でも運転が可能です。といっても自動運転のため、実際に運転するわけではありません。実際には路面電車や路面バスに乗るようなイメージをしてもらうと良いでしょう。

実際にはどのように自動運転が行われるのでしょうか?前後の車や信号機との連携を5Gの特徴である(超低遅延・多数同時接続)を使って行うことができます。
4Gでも連携は可能でしたが、高速走行中での自動運転にはブレーキ作動までの時間の高速化が必要とされてきました。4Gなら1メートル、5Gなら数センチで済む。ブレーキ作動までの時間が短縮されて違いはとても大きいですね。また、フロントガラスにはドライバーをサポートする交通情報や観光情報、グルメ情報なども表示できるようになり、車での移動が今までよりも格段に快適になることは間違いないでしょう。

災害救助や防災活動への期待

災害救助や防災活動への期待も高まっています。
5Gの技術を使えば火災・震災・雪崩・噴火・津波・洪水などさまざまな災害に対して、自動的にドローンで情報収集をすることができるようになるかもしれません。常に最新情報を更新して、最適な行動をとれるようになり、そうすれば、
山岳救助や海難事故などの遭難者の迅速発見や救助活動まで自動化、最適化することができます。さらに、ロボットやドローンなどで救助活動、情報収集を行うため、昼夜問わず365日活動することができ、今までの何倍もの効率で活動を行うことができるでしょう。

まとめ

5Gで変わる未来のイメージムービーを紹介します。こんな未来がくるのでしょうか? ドラえもんの世界観がそこまで来ています。